絶対的なレギュラー不在だったショートのポジションを掴むのは。来季展望⑦遊撃手編

2021年シーズンが終わり来シーズンへ向け準備のオフに入ります。そこで今シーズンは何が足りず、そして来シーズンどうすればいいのかを考えてみたい思います。各ポジションごとにやっていこうと思ってまして、第7回の今回は遊撃手編です。

エチェバリアの加入で活性化はしたが…

昨年までは微妙な成績ながらライバル不在で藤岡がレギュラーを務めていたショートのポジション。
今年は開幕スタメンを鳥谷が務め、新加入したエチェバリアの影響もあってレギュラー争いは活性化したとは思います。
藤岡がサードとショートのポジションを高いレベルでこなしてくれましたので、状態次第で安田とエチェバリアのどちらかをスタメンで使うというスタンスは嫌いではありません。しかし逆に言えば絶対的なレギュラー不在のシーズンとはなってしまいました。

藤岡は最後失速したものの一時は3割近い打率もありましたし、怖い8番打者として打撃面ではよくやったとは思います。守備でも堅実なプレーでサードとショートの2つのポジションを高いレベルでこなしてくれたことによって作戦面で幅が広がったのも大きいです。ただし三塁手編でも書きましたがサードとしてはこの打撃成績では若干物足りないのも事実であり、ショートとしても身体が大きくなってきたせいか打球までのスピードが落ちたように思います。

エチェバリアは守備面では身体能力を存分に活かしたド派手なプレーを見せてくれましたが、それと同じくらいイージーミスも目立ちました。そして意外性のある打撃には何度か救われましたが216打席立って四球がわずかに6個で出塁率が.222とかなり低く、今のマリーンズのチーム方針にマッチしているとは思えません。良い選手であることは認めますが、消去法的に使わざるを得なかったという表現にどうしてもなってしまいます。

藤岡にしろエチェバリアにしろ悪い選手ではないのですが、内野の中心であるショートのポジションは固定したい気持ちもあります。来シーズンは攻守ともに絶対的なレギュラーとなる選手が出てきて欲しいのですが。

今年以上のレギュラー争いに

さて来年のショートのポジションですが基本的には藤岡に期待しています。一番の理由はこのオフのインタビューで本人が来年はショートのポジションで勝負したいという気持ちを語っていたところ。チーム事情とはいえ藤岡からしたらエチェバリアにショートのポジションを奪われた格好ですし、彼のプロ野球人生を考えても年齢と打撃成績を思えばサード起用に満足するのは良くないです。藤岡のその心意気は高く買います。

現時点で決定していませんがほぼ残留濃厚な状況のエチェバリアはあくまでサブ的な要員と考えています。やはりシーズン単位で考えたら攻守ともにマイナスの影響の方が大きいのではないでしょうか。来日2年目ですしボール球を見逃せるようになるなど打撃面で変わってくれば話がかわりますが。

その争いに入ってきそうな若手で期待しているのは小川です。今年後半戦は1軍にいながらほぼ代走要因で出場機会が少なかったですが、その限られた出場でも守備と走塁は1軍レベルでも十分通用するとは思います。打撃は課題ですがバットコントロールなどのセンスは悪くないので、パワーがついてくればそこそこ打てるのではないでしょうか。
そして今年1年間鳥越コーチが2軍で鍛えた平沢ですが厳しい立場であることには変わりなさそうです。今年で6年目ですがここ2年間1軍の打席には立っておらず、それが来年急に打ち始めるとはやや考えにくいです。同じ打てないのであったら守備走塁で長所のある小川を使うのではないでしょうか。

来シーズンは藤岡とエチェバリアの争いに小川が挑む構図と予想します。そして表現は悪いのですがエチェバリアを当て馬にして藤岡や小川といった選手が成長してくれるのが理想でしょうか。

↓来季展望シリーズ
鍵は世代交代とゆとりローテ!来季展望①先発投手編
最大の課題は「ポスト益田」。来季展望②リリーフ投手編
三者三様、三つ巴の戦いを制するのは?来季展望③捕手編
レアードとの上手な付き合い方は?来季展望④一塁手編
来年も井口マリーンズの聖域に。来季展望⑤二塁手編
期待の若手が期待の若手で終わったことが期待外れ。来季展望⑥三塁手編
絶対的なレギュラー不在だったショートのポジションを掴むのは。来季展望⑦遊撃手編
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