マリーンズのキャッチャー問題を考える

マリーンズの捕手陣の現在

ここ最近の試合でマリーンズの大きな弱点になってしまっているキャッチャー。
正捕手田村、2番手柿沼が離脱し厳しい台所事情です。
今回はそんなマリーンズの捕手陣について、どうするべきかを考えていきたいと思います。

まず2021年5月31日現在のマリーンズ捕手陣の現状は以下の通り。

29歳 吉田 8年目 開幕1軍入りを果たすも4月23日に抹消、以降行方不明。
29歳 江村 11年目 田村の故障で1軍に呼ばれる。
28歳 柿沼 6年目 2番手捕手。5月18日にコロナ感染で離脱。
27歳 田村 9年目 正捕手。4月28日に肉離れで離脱、全治一か月の報道だったが。
26歳 宗接 5年目 2軍では打撃を活かしてファーストや外野の出場がメインだった。
23歳 佐藤 2年目 今年は2軍で経験を積む想定だったがチーム事情により1軍へ。
23歳 植田 育成2年目 2軍唯一のキャッチャー。
19歳 谷川 育成1年目 ヘルニアで離脱。

支配下登録のうちプレーできる3人が1軍登録で、2軍は植田が一人で回しているという控えめに言っても非常事態です。
現状は佐藤江村宗接体制ですが、スタメンマスクは将来性を買ってでしょうか佐藤が務めています。
ただ現状佐藤はリード、ブロッキング、スローイングとすべての面において脆さを出しており、対戦球団にはその弱点を突かれている印象です。
江村は守備はまあまあですが打撃はノーコメント、宗接に至っては2軍では捕手としてプレーしていませんでしたからかなり厳しい台所事情です。

田村は故障当初は全治1か月の報道でしたがその後音沙汰ありません。
肉離れという怪我の性質上、完全に治ってから復帰して欲しいのでまだ時間はかかるでしょう。
柿沼は何事もなければ交流戦最終週のマリンのゲームには帰ってこれそうですかね。
ただやはり打撃にしろ守備にしろ田村との実力差は明白で、消去法の2番手捕手といった印象です。
吉田も行方不明ですが、現在プレーできる状態であったとしても現状は大きく変わらない気がします。

つまり田村が復帰するまではキャッチャーで頭を悩ませる日々が続くということです。

どういうビジョンなのか

マリーンズの正捕手は田村であり、能力的に他の捕手陣とは一線を画していると考えております。
ただ田村も能力が高すぎるというよりかは他の捕手陣がイマイチ伸び悩み、相対的に田村が優位に立っているといった印象です。
田村も年齢的にはまだまだ27歳ですがここ数年は故障がちになってきましたし、そもそも田村におんぶにだっこの状況は良くありません。

2019年のドラフトでは田村のライバル候補として打てる捕手という前評判の佐藤をドラフト2位で指名したわけですが、昨年は1軍帯同で主な起用法は代打とキャッチャーとしての経験値をあまり積めませんでした。
確かに勝負どころの代打佐藤で昨シーズン胸躍ったのも事実ですが、現状のこの状況を考えると昨年は2軍で経験を積ませておけばと思ってしまいます。

そもそもキャッチャーは特殊なうえに経験が重要なポジションですが、1人しか試合に出ることができません。
ホークスの甲斐やタイガースの梅野といった現NPBトップクラスのキャッチャーですら1軍初出場から年間100試合出場をするまでは3~4年くらい要しており、正捕手となるまでにはそれなりの時間がかかることがわかります。
育成難易度が非常に高いポジションと言えますし、田村を根気強く育てたのは伊東前監督の大きな功績でしょう。

そこで問題なのはチームがどういうビジョンを持っているのかです。
ゆくゆくは佐藤を正捕手と思っているのであれば去年の起用法は結果的には良くなかったかもしれません。
離脱者が戻ってきたのであればやっぱり2軍で経験を積ませることに注力した方がと思ってしまいます。
佐藤は打撃は良いものがありますし、足も速く肩は強いと捕手として大成できる素質はありますので。
やはり3番手捕手として1軍に帯同させるのは愚策、1軍に呼ぶなら田村がいたとしても今のように腹を括って使うみたいにしないとダメでしょう。

トレードは全然あり

育成が難しいポジションであれば他球団が育成した選手をトレードで獲得する、そんな考えは全然ありだと思います。
あくまで田村がメインで佐藤が育つまでみたいな期間限定ですが、他球団の2軍で燻っているベテラン捕手を獲得するなんていうのは変な話には思えません。
田村が復帰した後でも全然需要あると思いますし、30歳以上の捕手がいないのでチームバランス的にも悪くないでしょう。

以前週刊誌の記事でジャイアンツ小林のトレード先候補でマリーンズの名前を見ましたが、今この現状となっては全然ネタでもなんでもないです。
その他にもベイスターズの戸柱とかドラゴンズの大野(最近は試合に出ていないようですが)とか、同じパリーグだと難しいでしょうがセリーグにも候補は十分いるはずです。
トレードなのでマリーンズからも誰か出さないといけないのですが、それはリリーフ陣の構想から外れかかっている東條とか2軍で無双している石崎とか、言葉は悪いですが使い勝手のいいリリーフ投手ならば交渉の余地はあると思います。
まあ交流戦真っ只中で名前を挙げた球団とは対戦が済んでいませんから仮に動きがあったとしても交流戦終了後でしょう。

とにかく今キャッチャーでだいぶ苦労しているマーリンズ。
もちろん田村が軸で佐藤の成長を期待するのが一番ということには変わりないですが、オプションを持っておくことは重要だと思います。
悲願のリーグ優勝へ、打てる手は打つべきでしょう。

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