勝つには勝ったがホームラン打たれ過ぎ
GWの試合が延期になり久しぶりのマリーンズ戦、この勝利を待ち望んでいたはずなのですが個人的にはあまりすっきりしない勝利でした。
その理由はもちろんホームラン3本打たれたこと。
そのうち2本は杉本で、今シーズンのホームラン6本のうち5本はマリーンズ戦です。
ライオンズの愛斗もそうですがさすがに同じ相手に打たれ過ぎで、ホームランなので打った相手を褒めるべきとの考えもあるとは思いますが、さすがにこれはチーム全体で何か対策が必要でしょう。
先発の石川はホームランさえなければ完璧でした。
太田に打たれたのは気持ちのいいくらいの失投で、追い込んだ後だったのでさすがにあれは油断しすぎましたね。
ただホームランを打たれたイニング以外は結果的に3人で終わっていますし、球数少なくストライク先行のテンポのいいピッチングで7回まで投げ切りさすがだなと思いました。
本当にホームランさえなければ…です。
2021年初ごっちゃし
まだまだ本調子とは思いませんが、井上に今季初ホームランが出たのはこの試合だけでなく今後のチームにとっても大きかったと思います。
井上らしい右方向への1発でこれがきっかけになって復調してくれるといいのですが…。
それよりも大きかったのは7回のレアードのタイムリーですね。
1点差に迫られた後のチャンスの場面で外角低めのスライダーを右中間に狙い打ち、ベテランらしく配球を読んだバッティングにみえました。
大きいのだけでなくこういったチームバッティングもできるのはレアードの良さですね。
今日は打線の核のマーティンは4三振といいところなし。
ただマーティンが打てなくても代わりの誰かが結果を出すのはチーム力が育ってきた証拠でしょう。
柿沼に代えた意味ある?
スタメンマスクは佐藤都志也、前回石川とバッテリーを組んだ際もいい感じだったのでそれを踏まえての起用ですかね。
今日もいいリードをしていましたしホームランを打たれたのは完全に石川の失投で反省点は杉本の1発のみと佐藤自体は評価していいと思います。
個人的にもリード面なら今の捕手陣で一番評価しているのは佐藤です。
なので8回からキャッチャーを柿沼に代えましたがあれは意味あったでしょうか?
柿沼の方が優れているであろうところはスローイング面ですが正直どんぐりの背比べ。
唐川も益田もキャリアも豊富な選手ですので、キャッチャーを育てながら自分のピッチングをすることだって可能でしょう。
今の実力にしても今後のことを考えても勝ち試合で佐藤を柿沼に代える正当な理由はないように感じます。
井口監督の柿沼に対するあの信頼感がどこからでてくるのか、教えていただきたいものです。
とりあえず3連戦の頭は取れました。
ただ失点がすべてもったいない失点でイマイチ納得いっていません。
勝ち試合ですが反省点ありです。
明日の先発は美馬でした。
とにかく気を付けるのはホームラン、ホームランはダメ、絶対。
千葉ロッテマリーンズ vs. オリックスバファローズ 7回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
B | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 8 | 1 |
M | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 7 | 9 | 0 |
勝利投手 石川 (2勝1敗0S)
敗戦投手 山岡 (1勝3敗0S)
セーブ 益田 (0勝3敗7S)
本塁打
バファローズ 太田 2号(5回表3ラン) 、 杉本 5号(7回表ソロ) 、 杉本 6号(9回表ソロ)
マリーンズ 井上 1号(4回裏3ラン)
被ホームラン、勿体無いですね。やはりプロの選手はコースを何ミリか誤っただけでスダンドに放り込んじゃう、重い球種でねじ伏せるか、キレのある球で差し込むか、コースに寸分の狂いもなく投げ込めるかで勝敗がひっくり返る。ロッテのレジェンドでは故成田文男(あと一歩で名球界200勝利だったような)は下町のエースでしたが、後年は勝ちも多かったが、被弾も多かった。同じくロッテのベテラン(当時の)エース小山正明は針の穴を通すコントロールと言われ、40歳近くまで一線級で活躍しました。
ご指摘のようにオリ杉本、西武愛斗、栗山ら同じ選手にしかもロッテ専門に打たれるのは対策を講じて貰いたい。
おそらく四球で歩かせるくらいなら打たれた方がいいという方針なのでしょうが、それにしても昨日は打たれ過ぎでしたね。
同じ相手に何度もやられるのは気持ちのいいもではないです。
そしてパリーグにはマリーンズ戦だけ強打者になる選手が多くて困ります。