打てそうで打てなかった
イーグルスの18番がNPB復帰してから初の対戦。
8年前のメジャー挑戦前と比べると圧倒的な感じはしませんし、ヒットや四球でチャンスを作り最後の一本を打つだけでしたが、その一本が打てそうで打てませんでしたね。
多彩な球種を織り交ぜながら要所要所ではギアを上げる投球術はさすがと言わざるを得ません。
まさにこれぞ18番を背負うエースというピッチングでした。
そうは言ってもチャンスで見逃し三振などやってはいけないプレーはあったのでそこは反省点です。
ただポジティブに捉えるとチーム全体としては田中対策が徹底されていたと思います。
とにかく序盤は球数を投げさせることに徹底し、2巡目以降からは甘い球なら初球からも振りにいく、そんな作戦だったと思います。
10球粘った江村に代表されるように序盤は各打者よく粘り、2回の段階で50球近く投げさせたのは評価できます。
打てはしませんでしたがこれは次の対戦に繋がるはず、そうやって無理矢理でもポジティブ要素を見つけてないと完敗での連敗にメンタルが持ちません。
1か月前も見た不用意な一発
こっちの18番の二木は粘り負けでしたね。
先制点のタイムリーは打った浅村を褒めるべきですが、岡島のツーランは防げた失点でした。
不用意にカウントを取りにいったボールを痛打される、開幕戦で今宮に打たれたホームランと一緒です。
1か月前の反省を活かしきれていません。
今日の二木はカウントづくりに苦労しているようにみえました。
球種がストレートとフォークのほぼ2択で、良いときはカーブやスライダーをもっと組み合わせることができたはずです。
今季初出場の江村が大事に行き過ぎたのか、イーグルス打線を恐れ過ぎて使う余裕がなかったのか、それらのボールの調子が悪く使えなかったのか、理由は定かではないですが、田中のピッチングと交互に見るとまだまだだなと思ってしまいました。
同じ18番ですけどまだまだ差は歴然ですね。
エチェバリアは我慢我慢
来日初ヒットが生まれたエチェバリア。
打席の中では落ち着いていると思いますし変化球にクルクルといったタイプでもないので、打つ方に関してはどんどん良くなるはずで時間が解決してくれると思います。
ただ守備は今日もエラーにはなりませんでしたが怪しいプレーもありましたし、こちらはあまり改善が期待できないかもしれません。
そうは言っても藤岡時代に戻るのもいかがなものかと思うので今はまだ我慢、我慢です。
そして角中をレフトでスタメン起用。
守備に就かせるのは反対なのですがマーティンの負担減のためには仕方ありません。
今日は観客とひと悶着ありましたがやはり守備は観ていて不安で、かと言ってあの打撃をスタメンで起用しない選択肢は難しく、週に1度くらいはこういう試合を覚悟しないといけません。
代打で出てきた髙部は今日も凡退、1軍レベルではまだないことを自ら証明していますので、マリンに帰ってきたら加藤と入れ替えでいいのではないかと思います。
ちょうど岡の調子も下降線に入ってきましたし、今日もイースタンの試合でホームラン打ってましたし、ここで使わなければいつ使うと問いたいです。
連敗となってしまいましたので明日の鈴木には大きな負担です。
そして早川という好投手+初物という相手で、今の段階から点を取れるビジョンが見えず苦戦を強いられそうな予感がしてたまりません。
東北楽天ゴールデンイーグルス vs. 千葉ロッテマリーンズ 8回戦
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
M | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
E | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 8 | 1 |
勝利投手 田中将 (2勝1敗0S)
敗戦投手 二木 (1勝2敗0S)
セーブ 松井 (0勝0敗7S)
本塁打
イーグルス 岡島 2号(4回裏2ラン)
昨日はエースナンバー18同士の投げ合いだったのですね。
田中投手から学んだこともあるかもしれませんね!
エチェバリア選手、これから期待していきたいですね。
田中投手は敵ながら学ぶべきことが多い投手です。
ただ二木も才能ある投手だと信じていますので次やり返してくれればと思います。