2021年オフの千葉ロッテマリーンズの契約更改がスタートしました。
以前投稿した各選手の予想年俸と実際の来季年俸がどうだったか、そして今シーズンの振り返りや来シーズンの展望などを考えてみたいと思います。
年俸アップ?ダウン?2021年千葉ロッテマリーンズ選手の来シーズンの年俸予想
92 国吉 佑樹
選手名 |
2021年 推定年俸 (万円) |
2022年 予想年俸 (万円) |
2022年 推定年俸 (万円) |
前年比 (万円) |
前年比 (%) |
|
92 | 国吉 佑樹 | 5,720 | 7,000 | 7,400 | 1,680 | 29 |
良い選手を獲得した、その一言に尽きますね。6月にトレードで獲得し、後半戦は勝ちパターンを任されるなど優勝争いになくてはならない存在に。25試合登板して防御率1.44は素晴らしい成績です。年俸は約30%アップの7,400万円と予想を上回る評価でしたがこれは納得です。
入団から初登板までやや時間がかかりましたがそれでも後半戦だけで25試合は良く投げてくれたと思います。196cmの長身から150キロを超えるストレート、鋭いカットボール、そしてフォークボールとどれも素晴らしく、よくこんな選手をシーズン途中のトレードで獲得できたものです。特にカットボールが一級品で、カウント球にも決め球にも使えるためよく使っていた印象です。
そして凄いのがランナーを出しても動じないあのメンタル。ランナーを出してピンチになっても点を取られなければいいんでしょと言わんばかりの落ち着きぶりで、この好成績に繋がったのだと思います。このメンタルがあるからこそ益田の代役ストッパーに指名されたのでしょうね。強心臓の大型右腕、なんとも頼もしい存在です。
持ち味とはいえ…
今年もリリーフ陣の一角として活躍が期待される国吉ですが、課題としては四球の多さは気になります。特に登板直後の先頭打者への四球が多く、その後のピンチの原因になっています。荒れ球が持ち味と言えばそうですし、抑えているからそこまで問題にはなりませんが不要であることには違いありませんので2022年はこの四球を減らすことが最大の目標でしょう。その上で1イニングで1個以上の三振が取れるともっと活躍の場が広がると思います。
益田も勤続疲労でいつどうなるかわかりませんのでその代役は必ず考えないといけません。現状その代役ストッパーに一番適しているのは国吉ですし、なんなら益田からクローザーの座を奪うくらいの気持ちで良いのかもしれません。球団がここまでの活躍を見越して獲得したかは定かではありませんが、加入2年目の今年も欠かせない存在になりそうです。
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2021年千葉ロッテマリーンズ契約更改情報