2021年オフの千葉ロッテマリーンズの契約更改がスタートしました。
以前投稿した各選手の予想年俸と実際の来季年俸がどうだったか、そして今シーズンの振り返りや来シーズンの展望などを考えてみたいと思います。
年俸アップ?ダウン?2021年千葉ロッテマリーンズ選手の来シーズンの年俸予想
68 西巻 賢二
選手名 |
2021年 推定年俸 (万円) |
2022年 予想年俸 (万円) |
2022年 推定年俸 (万円) |
前年比 (万円) |
前年比 (%) |
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68 | 西巻 賢二 | 800 | 700 | 720 | -80 | -10 |
移籍2年目の今年はプロ初めて1軍出場試合が0に終わった西巻。80万円ダウンとほぼ予想通りの金額で契約更改を終えました。まあ1軍の戦力になれていない以上これは仕方ないですね。
まあ平沢とともに鳥越2軍監督に1年預けるといった球団の方針だったでしょうから、この1軍出場0でそこまで過度に評価を下げる必要はないとは思います。去年の私の西巻評は、いわゆる野球センス的なものは感じますが、走攻守において身体ができていないなといった印象でした。それを踏まえるとこの1年間2軍でとにかく試合に出し続けて体力を付けさせたのはまず評価できます。
ただ2軍での打撃成績は打率.249とそこまで高くなく、長打率も.313とそのほとんど単打ですのでイマイチ迫力に欠けます。守備も身のこなしの柔らかさや内野を複数ポジションを守れるのは強みですが、守備範囲も広くなく肩もそこまで強くないとなると長所とは言い難いところ。走塁でも足はそこそこ速いのでしょうが26回中10回もアウトになるなど成功率は高くなく、これでは1軍の大事な場面では盗塁できないでしょう。走攻守とも悪くはないけど強みもない、1軍レベルを目指すのであれば何か一つ突き抜けたいところといった印象は相変わらずです。
じゃあ何を強みにするべきか
生き残るために西巻はどうすればよいか。
私としては西巻の右方向へのバッティングなどからは非常にセンスを感じますので、西巻はバットで結果を出していくのが1軍への最短ルートだと思っています。ただ前述の通りヒットのほとんどが単打とパワー不足感は否めませんので、それをクリアしないことには1軍で打席は与えられないでしょう。
将来的に目指す選手像としてはホークスからイーグルスに移籍した川島慶三みたいな感じはどうでしょうかね。左投手キラーとかになれば面白い存在だとは思います。
さあ勝負の移籍3年目。池田来翔の獲得で右打ちの内野手は激戦区となりつつありますので、来年の結果次第では…ということも十分考えられます。
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2021年千葉ロッテマリーンズ契約更改情報