2021年オフの千葉ロッテマリーンズの契約更改がスタートしました。
以前投稿した各選手の予想年俸と実際の来季年俸がどうだったか、そして今シーズンの振り返りや来シーズンの展望などを考えてみたいと思います。
年俸アップ?ダウン?2021年千葉ロッテマリーンズ選手の来シーズンの年俸予想
60 横山 陸人
選手名 |
2021年 推定年俸 (万円) |
2022年 予想年俸 (万円) |
2022年 推定年俸 (万円) |
前年比 (万円) |
前年比 (%) |
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60 | 横山 陸人 | 560 | 700 | 700 | 140 | 25 |
2021年に一軍デビューを果たした高卒2年目の横山。サイドスローから力強いボールを投げ込んでいく姿には好感が持てますし、防御率は4点台でしたが1試合でちょっとやらかしただけですし、10試合登板は十分高評価を与えて良いでしょう。予想通り年俸は140万円アップの700万円でした。
イニング数は少ないですが1軍で投球イニングを上回る奪三振数を記録しているのが一番の評価ポイントです。それもストレート中心の投球スタイルでこの数字ですので、ストレートに関しては1軍で十分通用するものはあります。
一方で課題は変化球の精度かなと思います。球種としてはスライダーとシンカーを主に使っていましたが、ストライクを取ることにも苦労していた様子。決め球としてあの曲がりの大きいスライダーは有効そうですが、思った通りに投げれないとキャッチャーも要求しづらいですし、カウントが悪くなり結局ストレート中心になってしまいます。その辺が良いボールを投げながら成績が悪かった要因かなとは思います。
勝ちパターン入りが目標
横山としては2022年は1軍リリーフ争いに加わりたい1年となるでしょう。ただ何度も言っていますが1軍リリーフ陣は層が厚いです。若くてサイドスローながらストレートが速いだけではチャンスは貰えないでしょう。変化球の精度をどれだけ上げれるか、1軍での活躍のカギはそこにあります。
あとは右のサイドスロー最大の課題である左打者への対応ですが、数字的には左打者を苦にしていませんしシンカーがしっかり投げれれば問題ないでしょう。この辺で同じサイドスローの東條とは差別化ができるかなと思います。
2021年シーズンの最終登板ではナイスピッチングを見せましたし、将来的には勝ちパターンに入れるだけの素質のある投手です。小野や東妻といった次世代のリリーフ投手が伸び悩んでいる感もありますので、横山が一気にその座を掴んでもおかしくありません。同期の佐々木朗希は一足先にエースの座をほぼ手中に収めましたが、横山だって負けてないと思います。
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2021年千葉ロッテマリーンズ契約更改情報