2021年オフの千葉ロッテマリーンズの契約更改がスタートしました。
以前投稿した各選手の予想年俸と実際の来季年俸がどうだったか、そして今シーズンの振り返りや来シーズンの展望などを考えてみたいと思います。
年俸アップ?ダウン?2021年千葉ロッテマリーンズ選手の来シーズンの年俸予想
19 唐川 侑己
選手名 |
2021年 推定年俸 (万円) |
2022年 予想年俸 (万円) |
2022年 推定年俸 (万円) |
前年比 (万円) |
前年比 (%) |
|
19 | 唐川 侑己 | 8,000 | 8,000 | 9,500 | 1,500 | 19 |
2021年もリリーフ陣になくてはならない存在だった唐川。首痛でシーズン途中離脱しましたがやはり唐川抜きでは勝ち試合を組み立てにくく、どの場面でも任せられる唐川の復帰が待ち遠しかったです。38試合登板して防御率は2.72ですが消化試合で1試合炎上したせいなので参考まで、22ホールドあげるなどそれ以外の試合では本当に安定していました。2020年オフから複数年契約を結んでいますが年俸は1,500万円アップ、球団の高評価も頷けます。
自身の怪我や千隼の復活、国吉の加入などもあり持ち場は流動的になりましたが、いい意味での便利屋的起用はチームに安定感をもたらしてくれます。前半戦は安定した制球力も健在で、たとえボールになるとしても低めにきちんとコントロールされていたことで大崩れしませんでした。前半戦と比べると復帰後の後半戦は四球も増えるなど精彩を欠きましたが、今オフに一度仕切り直して開幕までにはまた元通りの姿に戻ってくれると思います。
2つの大台突破をを目指す
今年で33歳ですが契約更改の場では150キロ出したいと語っていました。個人的にはそこまで球速を追い求める必要はないかなと思いますが、現状維持ではダメで進化を遂げたいという決意の表れでしょう。そのうえで生命線であるカットボールをどう活かすか。2020年と比べると抜けるカットボールが多く、左打者の膝元に投げ切れていない気もしましたのでそこは要改善でしょう。
本人としては競争を勝ち抜きまた勝ちパターンで投げたいという気持ちが強そうです。今年は延長12回制復活もありますし、優勝を目指すうえでは唐川の存在が欠かせません。地元のマリーンズで優勝したいと昨オフに残留を決意した唐川。プロ15年目を迎えるベテランですがマリーンズの優勝のためにその実力を遺憾なく発揮し、来オフには大台1億円突破しましょう。
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2021年千葉ロッテマリーンズ契約更改情報